ファイルの配置
Izelが提供するAPIを呼び出すためには所定の場所にライブラリファイルを配置する必要があります。MT4のフォルダ以下に以下のファイルを配置した上でソースコード内でIzel.mqhをインクルードしてください。
| MQL4¥Include | Izel.mqh | 
|---|---|
| MQL4¥Libraries | Izel.ex4                                                  | 
また、トレードを行うためには学習結果を保存したファイルを読み込む必要があります。学習結果を記録したファイルは以下のフォルダに出力されます。
| tester¥files | IZEL_save()で出力したファイル名 | 
|---|
MT4では実トレードとバックテストではファイルアクセスのフォルダが異なり、実トレードでは以下のフォルダとなります。実トレードの時には学習結果を記録したファイルは以下のフォルダに配置するようにしてください。
| MQL4¥Files | IZEL_save()で出力したファイル名 | 
|---|
Izelを使用したEAの配布ファイル
Izelを呼び出して実トレードするEAを生成(ビルド)した後に実トレードを行うためには、ビルドされたEAファイルの他に以下のファイルが必要となります。
- Izel.ex4
 - IZEL_save()で出力したファイル
 
上述した「ファイルの配置」に記載した場所にファイルを配置してください。
関数説明
関数の使用方法について説明します。
使用方法についてはチュートリアルも参考にしてください。
ディープラーニングやニューラルネットワークに関する基礎的な事項はここでは説明しません。インターネット上の他のサイトを参照してください。
ハンドルオープン・クローズ
- IZEL_open
 -      
ハンドルオープン
 
- IZEL_close
 -      
ハンドルクローズ
 
モデル定義
- IZEL_add_layer
 -      
学習層の定義
 
- IZEL_set_output_layer
 -      
出力層の定義
 
- IZEL_set_learning_rate
 学習率の指定
- IZEL_set_loss_function
 損失関数の定義
学習データのセット
- IZEL_open_x_train
 学習用データについて入力層データの作成開始
- IZEL_append_x_train
 学習用データについて入力層データへ値を追加
- IZEL_close_x_train
 学習用データについて入力層データの作成終了
- IZEL_set_y_train
 学習用データについて教師ラベルセット
テストデータのセット
- IZEL_open_x_test()
 テストデータについて入力層データの作成開始
- IZEL_append_x_test
 テストデータについて入力層データへ値を追加
- IZEL_close_x_test
 テストデータについて入力層データの作成終了
- IZEL_set_y_test
 テストデータについて教師ラベルセット
トレーニングとテスト
- IZEL_fit
 学習実行
- IZEL_test
 テスト実行
予測
- IZEL_open_x_predict
 予測データについて入力層データの作成開始
- IZEL_append_x_predict
 予測データについて入力層データへ値を追加
- IZEL_predict
 予測実行
- IZEL_max_index
 最大予測値の取得
ファイル操作
- IZEL_save
 学習結果の保存
- IZEL_load
 学習結果の読み出し

